2015年6月28日、金沢市で氷室開きが行われた。
氷室開きとは、冬に保管した雪を、夏に使おうと取り出すことだ。
江戸時代、加賀藩は白山山系に降った雪を氷室と呼ばれる小屋に貯蔵。
夏になると、この雪を取り出し、暑気払いとして徳川将軍家に献上してきた。
江戸までの約500キロの道のりを飛脚で4~5日かけて運んだと伝えられる。
地域活性化を目的にこの氷室を湯涌温泉観光協会が復活させたものだという。
この日は小屋から切り出された氷が献上行列によって地元の薬師寺に奉納。
また、飛脚にふんした県トラック協会の若手会員が、約60キロの氷を担いで金沢駅へと運んだという。
読売新聞2015年6月29日
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150628-OYT1T50092.html
Author:hironku
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