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タイラギ稚貝 大量生産に成功


■ タイラギ稚貝 大量生産に成功


2015年1月29日、独立行政法人・水産総合研究センターは、高級二枚貝のタイラギについて、大量の稚貝生産に成功したと発表した。

タイラギの漁場として知られるのは有明海だが、海水中の酸素濃度が低下した影響で1961年には約3万5000トンの漁獲量があったものが、2000年以降はほとんど漁獲がないまでに激減。
2012年からは3年連続で休漁に追い込まれている。


同センターは水産庁から委託され、2014年度から5年計画で有明海沿岸の長崎、佐賀、熊本、福岡県の研究機関や漁業者と協力し、人工飼育の実用化に向けた研究を始めていた。

そんな中、福岡県から提供された110個の成貝を同センター西海区水産研究所(長崎市)で飼育。
餌のプランクトンを与えたり、水温を管理したりするなどして、2014年9月末までに28万個の稚貝を確保したという。

これをポリエチレン製の容器に砕いた無煙炭を敷き詰めて稚貝を入れ、水深約4メートルにつるして育てたところ、器具の開発や改良などの成果もあって、これまでの人工飼育の実績を上回る7センチ程度まで成長したという。

稚貝は1万個ずつ4県の水産試験場などに提供し、育成技術の実験を行っている。
センターでは現在、約6000個の稚貝を大村湾や平戸市の湾内で育てており、天然タイラギの出荷基準となる15センチ以上まで成長させることを目指している。

また、漁業者の協力を得て2015年3月をめどに有明海でも飼育実験に着手する。

西海区水産研究所有明海・八代海漁場環境研究センターの木元センター長は「養殖技術の確立へ向けて漁業者の期待が高まる中、計画1年目から大きな一歩になった」と話している。

今後の課題は、10センチ程度まで育ったタイラギが春先から秋にかけて、底質から出て貝殻が立ち上がったまま大量にへい死する現象(立ち枯れ死)と、ナルトビエイによる食害からいかに守る技術を確立するかだという。


水産総合研究センター
http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr20/201015/besshi.pdf
読売新聞2015年1月30日
http://www.yomiuri.co.jp/local/nagasaki/news/20150129-OYTNT50288.html
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[ 2015/01/31 12:25 ] 学術 | TB(0) | CM(-)
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